煮干しの一押しVOCALOID曲

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秘められた恋のエピソードを歌うVOCALOID曲

 

 こんにちは こんばんは 煮干しです

 

 白昼堂々と行われた銀座の強盗事件はビックリしましたね。映像を見た時、最初は海外の犯罪かと思いましたよ。それが、銀座の時計店で行われた事件ですからね。いやーこの先の日本の治安はどうなるんでしょうか?日本が誇れる一つに治安の良さがありましたが、これからは誇れなくなるのでしょうか?警察の方々には頑張って頂きたいですね。それでは、303曲目の紹介とちょっとした物語をお送りしたいと思います。

 

まず始めに、この物語はフィクションです。物語の中に登場する個人名、団体名、会社名は架空の物であり実在する個人、団体、会社とは関係ありません。

 

※題名や挿絵にBing Image Creatorを使用しました

 

曲の紹介は下の方にあります!物語を飛ばしても構いません。

 

 客が一人もいないバーで、私はグラス磨きをしていた。今日は客足が遠のいてサッパリだ。まあ、半年に一回位のペースでこんな日が来る。落ち込み必要はない。幸い、客がいないからこそ、楽しめる事もある。それは、店の大きな天窓から満月が見えているからだ。想像してみて欲しい、オシャレなバーで見上げると満月が見えて、月明りを肴に上等な酒と音楽で過ごすなんて、この上なく幸せな事ではないだろうか。今日はその特別な空間を私一人で独占できるのだ。さあ、今日は早めに店じまいをして、この空間を堪能する事にしよう。私は、店のドアにクローズプレートを掲げるために、プレートをしまってある引き出しを開けようとした。その時、ドアベルが鳴った。咄嗟に店の入り口を私が見ると、黒のニット帽に青いダウンジャケット、デニムのパンツで還暦まじかだろうか?初老の男性客が入ってくる。男性客は店に入るなり「お嬢さん、まだやっているかい?」と私に尋ねた。私の記憶が正しければ、この店に来るのは初めての方だろう。月の女神とお酒の神様がもたらせた縁に感謝しつつ、「はい、営業中でございます。お客様、こちらへどうぞ」と私は男性客をカウンター席に案内した。

 

 「へー、中々洒落たバーじゃないか」と男性客は店をキョロキョロしながら言い、私の目の前のカウンター席に座る。「BAR、月光にようこそ」と席に着いた男性客に私は改めて店名を名乗った。「月光?店の名前まで洒落てるねー、由来は何だい?」と男性客は店名を褒めてから尋ねる。それに対して私は「お客様、天井をご覧ください」と見上げる事を促す。「天井?、おお!これは見事な満月じゃないか!」と男性客は天窓越しの満月を目撃して感動をしていた。「どうぞ」と私は満月に感動してる男性客にチャーム(お通し)のカシューナッツが入ったガラス小鉢を出す。すると、男性客は「ああ、こりゃあどうも」と言い、続けて「なるほどね、だから月光か・・この立派な天窓、管理大変でしょう?」と店名の由来に感嘆しつつ、天窓が気になる様子だった。「ええ、半年に一回のメンテナンスと月一回の清掃は欠かせませんね」と私は答えた。「そうだろうなー、結露、カビ、雨漏り、自宅だったら多少は我慢できるが店だとそうは行かねぇからな・・おっと!悪いなお嬢さん、仕事柄、聞きたくなっちまう」と私の答えを聞いた男性客は言う。私は男性客の仕事柄という言葉に興味を抱き「失礼ですが、お仕事は何をやられているのですか?」と尋ねた。

 

 「仕事?、これでも工務店の社長をやっているんだ、小さい会社だけどよ」と男性客は少し照れながら答える。「社長さんですか!凄いですね」と私が尊敬の念を示すと男性客は「よせよ!大した会社じゃねぇよ。うちの工務店が現場でこんな天窓を依頼されたら、メーカーに丸投げだなw。それよりもよ、このままだと世間話をしに来ただけになっちまう、メニューか何かないかい?」と謙遜しながら至極まともな要求をした。「ふふっw、すいませんwこちらがメニューになります」と私は不覚にも男性客の言葉が笑いのツボに入り、笑いながらメニューを差し出しす。バーテンダーが客に笑わせられる何て、私もまだまだ甘いな・・。「へー、良い酒がばかりじゃねぇか」とメニューを見ながら男性客は当店の品ぞろいを感心して誉めてくれた。すかさず私は「ありがとうございます」と感謝の意を伝える。自慢じゃないが、当店のお酒は自身の足で全国の蔵元を回り、舌で確かめ、これはというお酒を並べているのだ。当店のお酒の価値が分かるとは非常に嬉しい。「この麦焼酎の黄金の季節って奴はあれかい?、やんごとなきお方の愛飲されているいう例の奴かい?」とメニュ―を見ながら男性客は私に尋ねた。

 

 「お客様の仰る、噂は存じておりますが、実際にやんごとなきお方が愛飲されているかは存じません。ただ、その噂で小売価格が2千円前後のお酒が2万円まで高騰しているのは事実です」と私が答える。すると、男性客は私を見て「やっぱりそれか!、昔は何処でもあって買えたんだよ、これ、噂が立ってから何処にもありゃしねぇ・・よしっ!これを一杯くれな」とぼやきながら注文をした。「承知いたしました」とお客様のオーダーを承った私は、棚にある麦焼酎・黄金の季節を手に取る。自分が集めた選りすぐりのお酒をお客様が選び、そして私が提供する、この瞬間、背中にジーンと静電気の様な微弱な電気が走り、お客様と私の心が繋がった様な感覚、それが何よりも好きだ。「お客様、ストレート、ロック、水割り、どちらに致しましょうか?」と私は焼酎の飲み方を尋ねた。「ロックで頼むよ」と男性客は応え「承知しました」と私は言い、冷蔵庫にある予めアイスピックで加工した、ロック用の丸氷を取り出しロックグラスに入れる。それから、麦焼酎・黄金の季節をロックグラスに注ぐ。男性客の前に当店の店名が彫られた珪藻土のコースターを置き、ロックグラスをその上に乗せる。そして、「麦焼酎・黄金の季節です」と男性客に言って一礼した。「ありがとう」と男性客が礼を言い、黄金の季節を一口飲み、瞳を閉じて味合う。

 

 

 「うめぇな・・昔は何処でも買えた安酒とは思えない旨さだな」と男性客は瞳を開けて絶賛した。「喜んで頂いて、光栄でございます」と男性客の賛辞に対して私は応える。それからは、私と男性客は月明りを肴に楽しく談笑し、満月が天窓の端に達した頃「今日は楽しかったよ、そろそろお暇しようかね」と男性客はダウンジャケットを弄り始めた。すると「ありゃ?あれ?あれ?」と男性客は体をクネクネしながら焦りは始める。そして、「悪いw財布を家に忘れちまったみてぇだ、ちょっと電話させてくれ」と男性客はダウンジャケットのポケットからスマホを取り出して、何処かへ電話し始める。「あっ、俺!、財布忘れちまってさ、うん、すまねぇ・・、頼むよ!、うん、それじゃあ、恩に着るぜ」と電話先の先方との交渉に、どうやら成功した男性客は笑顔で「お嬢さん、悪いな、家内が今から財布を持って来るから、少しここで待機して良いかい?」と私に願い出た。「どうぞ、寛いで下さい」と私が快諾し「すまねぇ、ありがとう」と笑顔で応える。そして「それじゃあ!麦焼酎・黄金の季節、ロックでもう一杯頼むわ」と後顧の憂いが無くなった男性客は気前よくオーダーした。

 

 麦焼酎・黄金の季節を一飲みすると男性客は、「お嬢さんには迷惑かけたからな、ここはとっておきの滑稽な話を教えてやるよw」 と男性客は提案する。それに対して私は「良いですよw聞かせて下さい」と了承した。職業柄、この手の話を聞くのは損ではない。時々お客様から面白い話をきかせてくれという要望がある、その時に役に立つのだ。「よーし!、それじゃあ、話すぜ」と男性客が張り切る。「昔ある所に黒髪で三つ編みをした麗人がいたんだ」と言い「周りの男たちは、三つ編みと麗人に恋焦がれていたが、生まれも育ちが違いすぎるため、指を咥えるしかなかった」と男性客が語りながらロックグラスの丸氷を指で回す。「しかしよぉ、そんな事気にしない男が表れるのよぉ」と男性客がにやりと笑みを浮かべ「男は、好きなら、たとえ振られようとも、告白するのが礼儀じゃないかと、男気溢れるやつだったのよぉ」と更に「そんなある日な、学校が終わり、電車で帰ろうと駅に行くと、何と!三つ編みの麗人がホームのベンチで一人で座っていたんだ」と男性はロックグラスに口を付けて一口。「男はこれは好機とばかりに、早速、三つ編みの麗人に声をかけたのよぉ」と男性客は興奮気味に言い「だがよぉ、慎重な男でな、いきなり告白しないで、まずは世間話をし始めたのよぉ、取り分け服の話をして、どこで服を買うとか、男は服の事なんざ一ミリも興味が無いんだけどよぉ、必死に作り話をして、話を続けたのよぉ」と男性客はカシューナッツを一つまみ。

 

 「三つ編みの麗人は気さくで会話は、思いのほか楽しくってな、男はこれはいけると思ってよ、お付き合いくださいって、遂に告白したんだ」と男性客の話は佳境に入る。話の冒頭が童話の様な入り方をしたので少し不安だったのだが思いのほか、おもしろい。「それで?、どうなったんです?」とワクワクしながら私が続きを促す。男性客は私の催促に気を良くしたのか、調子良く話し始める。「三つ編みの麗人は、良いですよ!よろしくお願いしますって、快諾したのよぉ。男は天にも昇る気持ちになったがよぉ、男は気付いちまったんだ・・三つ編みの麗人の親が貧乏人と付き合いを許してくれる訳ないってな」とここで何故か男性客は嘲笑気味になり、そして「男がよぉ、どうしたもんかって思案しているとな、三つ編みの麗人がじゃあ行きましょう!って言ってくるのよぉ!」と言いながら男性客はメニューを一瞥した。そして話は続き「男はその瞬間にピンと来たのよぉ!ああ、三つ編みの麗人は身分が違う俺達が付き合うには駆け落ちしかないと結論したんだと」と男性客はロックの麦焼酎・黄金の季節を一気に煽り飲み干す。「男はよぉ、決意して三つ編みの麗人の後を追い、どこに向かうか分からねぇ電車に乗ってよぉ、車中でもう二度と見る事が無い故郷の景色を目に焼き付けるために必死に景色を見てっとな、三つ編みの麗人がある事を言ったんだ、何て言ったと思う?」と男性客は突然、私に出題してきた。「さあ・・?分からないです」と私が早々にギブアップする。すると、男性客は「景色を眺めるのが好きなんですね、だとさw、男は流石に頭が真っ白になってよ、何言ってんだこいつと思ったがよぉ、上流階級の奴らは考え方が違うと、とりあえず納得したんだ」と答えと話の続きを言う。

 

 「それから、電車が止まると、三つ編みの麗人が降りるのよぉ、場所は繁華街で男は困惑してよぉ、何処へ行くんだって尋ねたのよぉ」と男性客は言う。それから、一旦話しを休止して、麦焼酎・黄金の季節とアイスクリームを追加オーダーする。私は追加されたオーダーの準備をするため、背を向ける形になったが男性客は構わず話を続けて「男の質問に三つ編みの麗人はよぉ、デパートに決まってますって答えてな、男はいよいよ、何が何だか分からくなったがよ、とりあえず黙ってついて行ったのよぉ」と言い、私が差し出したアイスクリームを一口食べ「おっ!こいつはうめぇじゃねえか!あっ、わりぃ、中断しちまったなwすまねぇ」と男性客は話しが中断した事を謝罪した。当店のアイスクリームは外注でアリス堂というケーキ屋さんに頼んでいる、もちろん、自身の舌で確かめてあり、抜かりは無い。話しを中断せざるを得ない程、美味しく感じたのは喜ばしい事だ。「すまねぇ、話しを続けるぜ。三つ編みの麗人はよぉ、デパートに着くなり、高級な服をあれやこれやと物色してよぉ、しまいには、二人で屋上の観覧車に乗ったのよぉ」と男性客は言い終えると、突如「お嬢さん、昔はデパートの屋上は遊園地みたくなっていたって知っているかい?」と私に質問をしてくる。「ええ、存じてます。実際に拝見はした事ありませんが、母から聞かされた事があります」と私は答え「そうか・・お嬢さん位の年だと、もう、見た事が無いか・・」と男性客は寂しそうに言った。

 

 「話を戻すぜ、男はよ、観覧車から見る俯瞰の景色に驚いて感動したがよぉ、結局、何事もなく元来た駅に戻ったのよぉ」と男性客は言い、麦焼酎・黄金の季節をチビチビ飲み「それでよぉ、駅のホームで電車が来るとな、三つ編みの麗人が言うんだ、今日は楽しかったです!また、ウィンドウショッピングをお付き合いくださいってよぉ、その瞬間、男は全てが合点いったのよぉ」と男性客はいよいよ話の締めくくりに入る。「要するにな、男の告白は三つ編みの麗人に全く伝わってなかったのよぉ、最初に服の話し何かしたからな、服を一緒に見に行こうと誘われたと勘違いしたみてぇだ・・」と何故か男性客は落ち込む。「三つ編みの麗人を見送ってから全てを悟った男はな・・茫然自失でベンチに座りこんでよぉ、駅員に肩を叩かれた時は、終電になっていたのよぉ・・一人で勝手に盛り上がり、勝手に落ち込む、馬鹿な男だぜ」と男性客の話が終わる。「ありがとうございます!楽しかったです!」と私は男性客の滑稽な話を絶賛した。「そいかい?楽しんで貰えたなら、良かったよ」と男性客は照れ笑いをした。「その男の方、三つ編みの麗人とはその後どうなったんですか?」と私が尋ねる。男性客は「えっ!その後?そ、そりゃ・・結局、合わせる顔がねえからな、電車通学の距離を卒業まで自転車で通学したらしいぜ・・いやーきつかった」と答え、その言葉尻から、この話は男性客の過去話だと私に告白をしていた。

 

 その後、男性客は私と談笑しながらアイスクリームと麦焼酎・黄金の季節を交互に食べて飲んでを繰り返し、どちらも平らげた時、ドアベルが鳴る。店に入って来たのは男性客と同じ年位の婦人でベージュのセーターに真っ赤なままフラー、黒いパンツ姿だった。男性客は婦人を見るなり「おう!すまねぇ!財布をくれ」と言う。夫人は男性客の奥様だった。私的には、三つ編みの麗人とその後、結ばれて、それが彼女ですというオチを期待したがどうやら違う用だ。「だから言ったじゃない!財布を持ったの?って、ボケて来たんじゃない」と奥様は少しイラつきながら男性客を責めた。「ボケてねぇって!だから、すまねぇって、誤ってるだろう!」と男性客も負けじと言い返す。「全く!はい!」と奥様は私の目もあり、埒が明かないと悟って男性客に財布を渡した。財布を受け取った男性客は「すまねぇなお嬢さん、お代は幾らだい?」と私に清算を求めてくる。すかさず、私は「かしこまりました、お代はこちらになります」とお会計伝票を男性客に見せた。「おう、じゃあ、これで、お釣りは迷惑料って事でそちらで取っときな」と男性客は気前よく清算をする。それを見た奥様は「鼻の下を伸ばして、ケチの癖によくやるわ」と毒づく。「うるせぇな!ほら、帰るぞ」と男性客は堪らず奥様に帰る事を促す。「私が運転するんだからね、感謝しなさいよね」と奥様は最後まで男性客に突っかかり続けて、二人は帰った。当人たちは否定するだろうが、楽しそうな夫婦の掛け合いは、見ている私の心を温かくした。今宵は酒の神様と月の神様に感謝だ。

 

 それから、再び満月の夜になる。店はお客同士の談笑をする控えめの声が、あちらこちらでしていた。雲の合間から満月が顔を出すと、天窓から今までない光源に気付き、或いは、グラスの中のお酒におぼろ月を見た、お客様達は上を見上げ感嘆の声をあげる。最高だ・・今宵は最大限のおもてなしが提供出来ていると思う。私が悦に浸っているとドアベルが鳴り、ミドルロングの髪、デニムのジャケットと茶色いロングスカートにロングブーツ姿の見慣れた女性が入って来た。女性は真っ直ぐ私の目の前のカウンター席に座り「ヤッホー、調子はどう?バーテンダーさん」と私に話しかける。私は「いらっしゃいませ、BAR・月光へようこそ」とマニュアル通りの応対し、会釈してから「調子は絶好調です」と応えた。それを聞いた彼女は「そう!良かったw」と笑顔で言う。彼女は都心でアイドル活動をしていたが、近所の商店街が運営しているローカルラジオのパーソナリティに抜擢されてから、この街を活動拠点にしている。ルリルリと言うアイドル名で本名は知らない。「とりあえず、ウイスキー、ロックで、銘柄はおまかせで!」と彼女は期待した目でオーダーする「承知いたしました」と私は応え、当店の保有している銘柄を頭の中で模索する。私は意を決して、夕陽と言うジャパン・ウイスキーを選択して提供した。彼女は早速ロックグラスの端にぷっくりとした唇を付けて一口飲む。「バーテンダーさん、やっぱりあなたの目利きは凄いよ」と私をべた褒めした。そして、楽しく談笑しながら小一時間経った頃、彼女がほろ酔いになりながら「バーテンダーさん、何か面白い話しある?」と尋ねてくる。ある日、彼女が落ち込んでいて、元気づけるために私はお客様から仕入れた、面白い話を披露した事あったのだが、彼女はそれに対して思いのほか感激した様で、それからというもの、時々、面白い話をねだってくる様になったのだ。

 

 「そうですね・・最近、お客様から教えて頂いた、滑稽な男の話はいかがでしょうか?」と私は提案する。すると、彼女は少し思案する様な態度をして「やっぱ止めたwいつも話しをしてもううばかりじゃ悪いからさ、今日は私のとっておきの面白い話しをしてあげるよw」と言う。どうやら、珍しく話を披露してくれるようだ。「それは楽しみですね、よろしくお願いいたします」と私は快諾した。月明りに照らされた店内で、酒の神様と月の神様が見守る中、また新たな話しが生まれるのだ。

 

 今回ご紹介する曲は、作詞作曲、動画をMizoreさん、イラストを鮫島ぬりえさんによるいつわです。

 

 成功した者、失敗した者、幸せな者、不幸な者、老若男女問わず逸話がある。今日も生まれては消えてを繰り返す逸話。ああ・・せめて愛するあの人は、覚えていて欲しいのだ私の逸話を・・そんな逸話をテーマにした、センチメンタルな物語を初音ミクさんが歌います。

 

 本曲の題名、いつわは、個人または集団を対象とした、世間にあまり知られてない、意外な一面を伺わせる話しの意味する言葉で、別の言い方はエピソードとも言います。本曲の意味合いとしては、個人的な解釈になりますが、あまり知られてない話し、つまり、親しい仲の話しと捉える事が出来て、男女の仲と仮定するならば、本曲の題名いつわは秘密の恋の話しの意味と自分は考察しましたよ。

 

 

 本曲のオシャレな感じはムード満点ですね!曲中にはロシア由来のワード(アネクドート、滑稽な小話しの意)やイタリア由来のワード(フィオーレ、花の意)が散りばめてあり、勝手に考察おじさんの自分としては楽しかったです!

 

 本曲、いつわは、曲中のほんのりと何かを匂わせる程度の物語が、聴き手の想像欲を刺激して、十人十色の逸話を生み出す素晴らしい曲だと思いますので、是非!本動画を視聴して聴いてみてください。

 

お借りしたMMD 

Tda様より

Tda初音ミクV4XVer1.00

 

ニコニコ大百科様より

初音ミク

 

コトバンク様より

逸話