煮干しの一押しVOCALOID曲

VOCALOIDの話題や気になった事を書こうと思います

遥か未来・・ふとした瞬間あの人をもい出すVOCALOID曲

 

 こんにちは こんばんは 煮干しです

 

 今年も残すところ、一ヶ月とちょっとになりましたね。年末になると時の速さが去年より加速している事に気が付き、老化が順調に進んでいる事に落ち込むまでが毎年の恒例になっていますが、この加速はそのうち鈍化するのでしょうか?、しかし、季節が四季から二季になってしまった日本では丁度いいのかも知れませんね。

 

今回のお品書きになります

 

煮干しがお送りするちょっとした物語

 

まず始めに、この物語はフィクションです。物語の中に登場する個人名、団体名、会社名は架空の物であり実在する個人、団体、会社とは関係ありません。

 

※題名や挿絵にBing Image Creatorを使用しました

 

 曲の紹介は下の方にあります!物語を飛ばしても構いません。

 



 都内のどこかに、稲荷神社を中心に歓楽街が広がっている街がある。その街には、人の言葉を理解し、人に化ける動物がいる。この者たちを通称、化け者と呼ぶ。街に多種多彩な化け物が跋扈していて、様々な活動をしている。私の名前は水無月、そんな街の中心にある稲荷神社の跡取り娘で、幼い化け狐だ。自宅である神社の神主をしているお母さまが、古都にある本家に用事を済ますために三日ほど留守にする事になった。子供だけを自宅の残すわけにはいかないと考えたお母さまは、伯母に預ける事を決めた。伯母は街の化け者たちの顔役の様な立場で、皆が尊敬して敬う偉い人。密かに私は将来の目標にしている。そんな大好きで憧れの伯母と過ごす予定が急遽変わり、ミケという化け猫に属している伯母の部下の家で過ごす事になってしまったの。ミケは私の家の家猫だった時期があって顔見知りだったけど、私に対して逆恨みをしている様で最悪・・。あんなに可愛がってあげたのに!、何て失礼な駄猫なのかしら!。これからの三日間がとても憂鬱だわ・・、というか、無事に帰る事が出来るのかしら?、いえ!、弱気になってはダメ!、あの駄猫をぎゃふんと言わしてやるんだから!。

 

 私の目の前に小道があり、両側には小さな畑、そして、その先には二階建ての煙突がある家がある。何の変哲もない景色、だが、屋上という場所にあるため異彩を放っていた。その奇妙な場所の主である、黒髪でツインテールをしたメイド服と言われている服に、フリフリが付いたエプロンを着たお姉さん、もとい我が宿敵ミケが小道の真ん中に立ちはだかり腕組をしている。ミケは口を開き「どうにゃあw、あたいのマイホームは!、志村!、羨ましだろにゃあ!」と私に絡んでくると思われたが以外にも、後ろにいる、無精ひげを生やし髪がボサボサで、くたびれたシャツにオリーブ色のズボンをはいたおじさんに絡む。この人は志村、最近に伯母さまの部下になった人で正真正銘の人間。伯母さまには考えがあると思うけど、この人を部下した時はお母さまを始めとした化け者たちが動揺してちょっとした騒ぎになったわ。「まあ、凄いけどさ・・、よく許可下りたな」とミケの挑発を物ともせず志村はキョロキョロと辺りを見回す。ミケは想定とは違う反応に眉をひそめ、「許可?、何を言っているにゃあ?」と志村に尋ねる。「はあ?、建物を建てるには国の許可が必要なんだよ!、税金の関係もあるし、というか、フェンスの設置もしていない・・、まさか・・・無許可か?」と志村は真剣な目つきで答えて、ミケに確認。「税金?、フェンス?、そんなの知らないにゃあw、人間のルールなんて、あたいが守る義理は無いにゃあ」とミケは無知かつ開き直る。その態度に志村の怒気を強め、「義理は無いにゃあじゃねえよ!、この建物は登記上、俺の名前になっているんだ!、違法建築が見つかったら俺が国から怒られるんだよ!」と言う。志村の突然のボルテージ上昇に流石のミケも少し動揺をしながら、「え・・そうのかにゃあ?、でも、所長から譲り受けたから、問題ないと思ったにゃあ・・」としおらしい態度。所長とは私の伯母の事で、皆からは所長と呼ばれている。「えっ!?、所長から?、それを早く言えよ!、背中に冷汗を無茶苦茶かいたわw、」と志村は安堵交じりに苦笑い。興奮が収まりつつある様子の志村にミケは上目遣いで、「じゃあ、大丈夫なのかにゃあ?」と尋ねた。「ああ、多分、大丈夫、所長の事だから手練手管で合法化してるんだろうさ」と志村は答える。「何にゃあw、驚かせるなにゃあw、噂でい色々聴いているけどにゃあ、税金って奴は本当にヤバいのかにゃあ?」とミケはホッとして、税金につてい尋ねた。すると志村は、「ヤバいってもんじゃない・・・尻の毛まで抜かれるぞ」と声を潜める。「マジかにゃあ・・、あたいのモフモフでキュートな三毛柄の毛皮も危ないのかにゃあ」とミケも声を潜めた。「ああ、ヤバい、奴らに見つかったらお前の毛皮なんて、アンダーコートごとごっそりと持って行かれて、ピンク色の地肌が見えてしまうぞ」と志村は含み笑いをした。そんな大人の会話を私は聞いていたが、ほとんど理解が出来ず、呆然と見届ける事しか出来きない。そんな時、私の黒のカーディガンの裾を引っ張る者がいた。引っ張る主がいる方を向くと、黒髪の三つ編みに、黒のカーディガンに白のブラウス、それと黒のロングスカート、赤い靴を履いた私と瓜二つの女の子、双子の妹、葉月だ。「お姉ちゃん、つまらないから、端まで行って景色を見ようよw」と葉月は私を誘う。「そうね、そうしましょう」と私は葉月の提案に乗り、建物の端に向かった。建物の端は、柵もフェンスも無いので容易に下を見下ろすと事が出来た。私たちは慎重に下を見下ろすと、風が下から吹き付けて、相変わらず様々な匂いが混じっている。屋上から見る下の景色は、何もかもが小さく見えて、めまいの様なものを感じ危険な雰囲気がした。「葉月、それ位にして下がろう」と私は危険を察知し、妹を下がらせる。姉として妹を守らねば。「あっ、うん」と葉月は返すと素直に一歩下がった。妹の安全を確保した私は、今度は正面を見ると、雑居ビルという建物が見渡す限り立ち並び、その先にある地平線には初めて肉眼で見る山と言われている自然造形が薄っすらと見え、お日様が傾き、空がオレンジ色に染まっている。その光景に私は自分の住んでいる世界が恐ろしく広いと認識させられ、壮大な景色に目を奪われていると、「何をやっているにゃあ!、落ちたらどうするにゃあ!」とミケが私たちの手を掴む。ミケの顔は少し焦った様子をしていた。どうやら私たちがいない事に気が付き、少し探した様だ。「全く、お嬢さんたちに何かあったら、所長に顔向けできないにゃあ」とミケはぼやき、「本当だよ、いないから、一瞬焦ったよw」と志村は安堵した表情。そして、「さあ!、あたいのマイホームにレッツゴーにゃあ!」とミケは私たちを手を引く。何よ・・以外に優しいじゃない・・。私たちは手を引かれるままに歩き、奥にある二階建てで煙突がある家の玄関前まで来た。

 

 ミケは玄関のドアを開けて入り、「どうぞにゃあ」と私たちを招く。私たちはミケの招きに従い家に入ると、掃除が行き届いた玄関が迎え、正面には二階に続く螺旋状の階段があり、両側にドアが一つづつ、階段の脇に細い通路があり、その奥に一つのドアがあった。そして、伯母の匂いがあちらこちらから微かに感じられ、ミケが譲ってもらったのは本当の様だ。左側のドアをあけて、「こっちに来るにゃあ!」と私たちを誘導する。私たちは靴を脱ぎ、外側に向けて揃えると、誘導された通りに左側の部屋に入った。左側の部屋は、フカフカの絨毯の上にエル字型のソファとテーブル、更に一人用のソファがあり、それらを対面する様に巨大なテレビが鎮座していて、やはりこの部屋も掃除が行き届いていている。「さあ、遠慮なく寛いでにゃあ、お嬢さんたちはジュースが良いかにゃあ?」とミケは私たち姉妹に尋ねた。「あっ、ハイ、お願いしますです」と私は反射的に敬語を使い、「ミケお姉さん!、お願いしますです」と続いて葉月も言う。「了解にゃあw、志村はお茶で良いかにゃあ?」とミケは志村に確認。「ああ、良いよ、お構いなく」と志村は了承した。ミケは部屋から出て行き、私たち姉妹は、三日分の着替えとタオルが入ったバックを置き、エル字型ソファに思い思いの体制で寛ぎ、志村は一人用のソファに座った。私はキョロキョロ部屋を見回すと、カーテンが掛かっている窓には先程通った小道と畑が見渡せ、部屋の様子を一通り見た私は視線を葉月に戻す。すると、葉月はおもむろに机の上に置いたテレビのリモコンを持ってソワソワ、モジモジし始める。家にあるテレビは目の前にある巨大なテレビに比べかなり小さく、必要最低限の機能しかない安物。高級テレビを前にして、生粋のテレビっ子である葉月が飛びつかない訳がない。葉月は目で私に見ていいか?みたいな視線を向けて来る。しかし、他人の家で勝手にテレビを見るのは少し抵抗があるので、私はダメっと目で送り返す。葉月はしゅんとなり、テレビのリモコンを元の場所に置いた。その様子を見ていた志村は、「葉月ちゃん、テレビ見たいの?、ちょっと待ってね」と志村は言って、立ち上がりテレビのリモコンを手に取り、テレビに向けると、テレビは「かちっ」と音を鳴らし巨大液晶に画像が流れる。「葉月ちゃん、はい」と志村はリモコンを葉月に手渡し更に、「好きなものを見てね」と言う。葉月は笑顔で、「ありがとうです」と言い、リモコンをテレビに向けてチャンネルを変え始め、志村は再び一人用のソファに座り微笑みながら葉月を眺めた。勝手にテレビを点けていいのかしら?、ミケは怒らないかしら?。私の中で目の前で起きた一連の出来事が無作法な感じで納得いかず、「志村のお兄さん、テレビを勝手に見ていいの?」と志村に尋ねた。「そんなに硬くならなくて大丈夫だよw、ミケはそんな事で怒らないよw」と志村は一笑に付す。そんなものなのかしら・・。私が知っている常識がもしかしたら常識じゃないと疑った時、「お待たせにゃあ」とミケがお盆にオレンジジュースが入ったグラスと湯飲みと急須を持ってきた。ミケはジュースを私たちの前に置き、続いて湯飲みを志村の前に置くと、急須を手に取り傾けて鮮やかな緑色のお茶を注ぐ。「ありがとうです」と私たち姉妹は揃って礼を述べ、オレンジジュースを飲み始め、「サンキューw」と志村は言いお茶を一口飲む。それから、ミケはエル字型のソファの端に座り、「葉月ちゃんは、相変わらずテレビっ子だにゃあ」と言った。ミケは勝手にテレビを点けたことに対して特に気にしている様子がない。あれ?、やっぱり私がおかしいのかな?、考えすぎ?。私は自分に対して自問自答を繰り返した。葉月が欠かさず見ているアニメが始まり、それを皆で見ていると、「うしっ、お嬢さんたちの寝床の客間の掃除をして来るにゃあ」とミケは立ち上がり部屋を出て行く。私はアニメとかは興味が無いので、日課のある事をしようと思い立ち、バックを開けてバインダーファイルを取り出す。このバインダーには私の宝物である洗濯ばさみが収納されているのだ。私はコレクションの洗濯ばさみを日々状態をチェックするのが日課で、更に言うとミケが去った今だからやっておかなければいけない事がある。それはこのコレクションを志村に見せて私の素晴らしさを認識させるためだ。私はわざとらしく志村が目に留まりやすい様にバインダーファイルをテーブルに置く。私の動きに気付いた志村はテレビを見るのを止め、バインダーファイルに視線を移し、「水無月ちゃん、それは?」と尋ねて来た。フフ、きたわねw。「これわね、私の宝物コレクションよ!」と私は自慢げに答える。「宝物?、へー見せてよ」と志村は興味深げに言う。「えー、どうしようかなw、まあ、志村のお兄さんなら見せてあげる」と私はバインダーファイルを開けた。その瞬間、志村は顔引きつらせて、「こ、これが宝物?」と言う。あれっ?、何でそんな顔するの?。志村の反応に私は困惑したが洗濯ばさみの素晴らしさを説明すれば大丈夫と踏んで、コレクションの中でお気に入りの品を取り出し、「この洗濯ばさみはね、ヨーロッパのとある国で生産されていて、台風の様な強風でも強力な挟む力によって、絶対洗濯物を飛ばされない品なのよ!」と私は渾身のコレクションを紹介してドヤ顔。しかし、志村は相変わらず顔を引きつっていて、「はは・・凄いね・・、でも台風の時に洗濯ものは外に干さないと思うけど」と異を唱えた。すると、後ろから「ぷっw」と声が聞こえる。私が振り向くと、葉月は、すかさずテレビの方に視線を向けて誤魔化す。そして、私のコレクションが二人から侮辱されたように感じた私は、顔を真っ赤にして涙が目じりに浮かぶ。志村は焦り、「水無月ちゃん!、凄いよこれ!、ありがとう!、他のを見せてよ」と泣きべそかいた私を慰めるためにワザとらしく明るい調子で言った。私は涙ぐみ、「本当に見たいの?」と志村に確認。「ああ!、見たいよ!、お願い!見せて!」と志村は懇願した。その様子に私は気を良くして、「しょうがないなw、見せてあげる!」と快く引き受けた。

 

 それから、私はマニア垂涎の品を余す事無く志村に見せた。最初の方はちゃんと受け答えして喜んでいると思われたが、最後の方はジト目で、あ、うん、とか反応が薄くなり、興味が無いという事が一目で分かった。これでは志村を私の味方にして駄猫から守ってもらう計画がおじゃんだ。もう、自身の力で身を守るしかない・・。あてにしていた事が外れ、私がどうするか悩んでいると、「部屋の掃除が終わったにゃあw」とミケが笑顔で掃除から帰ってきた。しかし、微妙な空気になっている事に気が付いたミケは、「ん?、どうしたにゃあ?」と一瞬、不可解な顔をしたが、「まあ、いいにゃあw、それより、お嬢さんたち、朝の身支度するための歯ブラシと歯磨き粉はあるかにゃあ?」と気にするのを止め、私たちに朝の身支度の用意があるのか尋ねた。私たち姉妹はお互いを見つめ合い、同時に、「無いです!」と答えた。「あちゃあ・・、そうかにゃあ、じゃあ、買い出しに行くしかないにゃあ」とミケが私たち姉妹の返答を聞いて言う。そして、間髪入れず「じゃあ、俺が買いに行くよ、お菓子とかもついでに買うからさ!」と志村が名乗り出る。すると、「そうかにゃあ?、じゃあ、任せるにゃあ!」とミケは託し、志村はそそくさと逃げるように去った。ミケは私たちの方を向き直り、口を開き、「お嬢さんたち、寝床に案内するからバックを持って付いて来るにゃあ」と言う。葉月は上機嫌に「はーいw」と返事をして、私は「は、はい」と控えめに返した。ミケの後に続き螺旋状の階段を上がり、二階部分に到達すると、ドアが三つある。ミケは奥の一番端に行きドアを開けて、「さあ、お嬢さんたち、入るにゃあ」と部屋に入る事を促す。私たちは促されるままに部屋に入ると、ベットが二つに真ん中に物置用の小さい棚があるシンプルな部屋だった。葉月はベッドにダイブして、「このベッド私の!」と主張をする。別にどっちでもいいじゃない・・。私は呆れながらもう一つのベッドに腰を下ろしバックを置く。葉月はベッドでトランポリンで遊ぶようにジャンプし始めて、その様子を見たミケは微笑みながら、「お嬢さんたち、あたいはこれから夕食の用意をするから、引き続き、先程のリビングルームでも良いし、この部屋でも自由に寛いで待ってて欲しいにゃあ」とミケは言う。葉月はジャンプしながら、「はーいw」と返事して、「はい」と私は返事を返した。ミケは私たちの返事を確認し部屋から立ち去ろうとした時、振り返り、「あっ、言い忘れたにゃあw、お嬢さんたち、キッチンには絶対入らないで欲しいにゃあ、これはあたいとの約束にゃあ」と言い今度は本当に去った。キッチンに入るな?、何でだろう・・。最後に言い残したミケの言葉が引っかかり私は考え込む。葉月の方はと言うとジャンプを止めて、窓から外を見始めて、「ねえ!、お姉ちゃん!、凄いよ!、外はピカピカ!」と薄暗くなってネオンが点灯し始めた景色にはしゃいでいた。私たちは夕食が出来るまでに一階のリビングに戻り、テレビを見て時間を潰す事にする。三者で中立の志村がいなくなって1時間、日はすっかり落ちて真っ暗になり、雑居ビルの明かりだけが窓から見えて、先程から何やら美味しいそうな匂いがしてきた。葉月もその匂いが気になるのか、ソワソワしながら匂いが流れて来るキッチンと思われる方をチラチラと見て、少し考える仕草をしてから、「ねえ、お姉ちゃん、キッチンを覗いて見ようか?」と提案。それに対して私はテレビを見ながら、「ミケが入っちゃダメって言ったでしょう?」と却下した。すると、葉月は少し不貞腐れた態度をしてテレビの視聴に戻った。30分位経つとドアが開きワゴンを押してミケが入って来て、「さあ、お嬢さんたち、ディナーの時間にゃあw」と笑顔で言う。ミケはテーブルを挟んで私たちの前まで押してテレビを遮る形になると、鍋敷きをテーブルに敷いて、ワゴンの1番上に置いてある鍋を置く。私たちは立ち上がり鍋の中身を確認すると、白いカレーの様なものが入っていて、初めて目にするものだった。私はすかさず、「これは?」と尋ねる。ミケは私の方を向いて、「何にゃあw、相変わらず母ちゃんは和食しか作って貰えないのかにゃあ、これは寒い季節、ど定番のホワイトシチューにゃあ!」とミケはドヤ顔で答えた。ミケの言う通り、お母様は和食しか作ってくれない。テレビで見る洋食に憧れていたが、まさか、ここで相まみえるとは・・。「これがホワイトシチュー?、私知っているよ!、ご飯とパンどちらでもいいんだよね?」と葉月はキラキラとした目をした。「その通りにゃあ、パンとご飯を用意してあるから好き方を選ぶか、両方を選ぶ欲張りセットも可能にゃあ!」とミケは葉月の問いに答えた。葉月は早速、「じゃあ、私は両方!」とオーダー。ミケは葉月の要望を聞いて、「了解にゃあ!」とワゴンの一番下の段から、釜を出しテーブルに置き、蓋を開けると、湯気が立ち込めて、炊き立てのご飯の匂いが私たちを包んだ。それから、ミケは良い感じの焦げ目が付いた正方形のパンが積まれた皿を同じくワゴンの一番下の段から出し、ほんのりと香しい匂いが流れてくる。ミケはワゴンの二段目から平皿を二枚出し、ご飯をしゃもじですくって皿に盛り、続いて、トングでパンを挟みもう一枚の皿に置き、葉月の前に差し出す。葉月は差し出されたパンとご飯に感激して大はしゃぎして、「パンって初めてw」と言い、パンをひとかじりし、「うーんw、美味しいw、外側はカリッとして、中はモチモチでフワフワで表面に何かが塗ってあるw、ねえ、お姉ちゃん!、美味しいよ!」と私にパンの美味しさを伝える。葉月がパンに舌鼓をしている様子に私の口内は唾液が大量に分泌して、堪らず、「ミケ!、私も同じものをお願い」とミケに頼んだ。「了解にゃあ」と先程と同じ工程を経て、私の前にパンとご飯が差し出された。差し出されてパンを早速、手にした私はまず匂いを嗅ぐ。香ばしい匂いに、表面に塗られている何かの良い匂いがする。私はこの塗られているものの正体を突き止めたいという衝動、つまり知的好奇心を満たすために、「ミケ、表面に塗られているこれは?」と尋ねた。「何にゃあw、そんな事も知らないのかにゃあ、これはバターにゃあ」と言う。その未知の言葉に私は理解できず、「バター?」と再び尋ねた。ミケは腕を組み、「バターは、牛の乳、牛乳を加工して作られる、洋食には欠かせない乳製品にゃあ」とドヤ顔で説明。本で読んだ事がある・・これがバターなのね。私はミケから説明を受けると、パンをひとかじりする。口の中に香ばしいパンの香りとバターの味が合わさり、非常に美味しい!。あまりの美味さに私はもうひとかじり、もうひとかじりと食べて、正方形のパンの半分ほどまで食べ進んでしまい、ハッとなり、そこでストップする。葉月の方を見ると、パンを全て平らげてしまっていて、しまったという顔をしていた。私たち姉妹のそんな様子を見ていたミケは、「お嬢さん方w、メインを出す前に食べ過ぎにゃあw、今ホワイトシチューを出すから待つにゃあ!」とワゴンの二段目から、木製の器を出して、お玉で鍋からホワイトシチューをよそい、器に入れ、私たちの前に差し出す。最後にスプーンを私たち姉妹の前に置き、「さあ、ディナーが出そろったにゃあ!、お嬢さんたち、召し上がれにゃあw」とミケは夕食の始まりを宣言した。

 

 宣言を聞いた私たち姉妹は、「はーいw、いただきますです!」と揃って返し食べ始める。夕食が始まり、私は、スプーンを手に取り、木製の器に入ったホワイトシチューをまずは一口。すると、どうだろう、和食しか食べた事が無い私にとって未知の味が口の中に広がり、衝撃を受け、「美味しい・・」と思わず呟く。葉月は、パクパクと凄い勢いでホワイトシチューを食べつつ、間にご飯を挟み、笑顔で舌鼓をしていた。葉月に負けじと私も、ご飯を食べ、パンをかじり、ホワイトシチューをスプーンですくい、口に入れる。私たちが食べるのに夢中になっている時、トン、トン、と何かが置かれ、「濃いめの料理は麦茶に限るにゃあ」とミケはいつの間にか後ろにいた。私たちは、「ありがとうです」と礼を述べ、ミケが置いた麦茶を飲み、その冷たさによって美味しい料理による興奮が少し収まり、ペースを落として食べ始めた。ミケは自分の分をテキパキと用意して、エル字型ソファの端に座り、「まだまだ、シチューやパン、ご飯は沢山あるにゃあ、おかわり自由だから、声を掛けてにゃあ」と言い食事を開始し、「うめえ、うめえ」と呟く。私たちは、「はーい」と返事をして食事を開始し、まったりとした時間が過ぎてゆく。テレビを見ながらの食事、洋食、どれも家では絶対できない事で、何もかもが特別でこんな満足感は初めてだ。私たちのお腹は満腹で、食事も止めていてテレビの視聴に専念し始めた頃、「ピンポーン」と音がした。その音に即座にミケが反応して、「誰にゃあ、こんな夜更けに」と言い立ち上がり、部屋の壁にある謎の機械に触れた瞬間、機械から「あっ、ミケ!、俺だよ、志村!、野暮用で遅れた」と志村の声がする。ミケは、「志村かにゃあ、入って来るにゃあ」と機械に話しかけ、ボタンを押すと部屋の外側から「ガチャ」と音がした。ミケは食事をしていた元の場所に戻ると、ほんの少しワンテンポ遅れてドアが開き、「遅れて済まん、歯ブラシと歯磨き粉を買って来たよ!」と志村が入って来た。ミケは食事をしつつ、「遅いにゃあ!、いったい何処をほっつき歩いていたにゃあ!」とクレーム。「済まない、ちょっとな・・」と志村の態度は歯切れが悪く、ミケはその態度に食事を止め、「何かあったのかにゃあ?」と尋ねた。志村は少し躊躇して、「あ・・・うん、所長を交えて、後で話すよ」と言う。曖昧な受け答えにミケは、「・・・?、まあ、いいにゃあ、それよりも、歯ブラシと歯磨きを出すにゃあ」と不問にして、頼んだ品の確認に移る。志村はおもむろに袋から、歯ブラシと歯磨き粉を取り出し、「店員さんに聞いたから間違いないと思うけど」と言う。ミケは歯ブラシと歯磨きを確認して、「問題ないにゃあ、それよりも、他には何を買ったにゃあ?」と志村の持っている袋はまだ何かがある様子。志村は袋をゴソゴソいじり、お菓子とジュース、それに四角い牛の字が印字された白い容器を四つ出す。「お菓子とジュースは分かるけどにゃあ・・、これは・・牛丼かにゃあ?」とミケは白い容器を手に取り蓋開ける。牛肉の匂いが混じった湯気が立ち上がり、ミケはジト目をする。すかさず志村は、「だってさ、お前の事だから猫缶をポンと一つ出して、夕食おしまいにしそうだったから、買って来たんだよ!、料理出来るんなら、言えよ!」とテーブルの上に置かれた夕食を見た。志村の言い訳にミケは、「ふーw、配慮は嬉しいけどにゃあ、それが牛丼とは、お前の普段の食生活の貧しさが伺い知れて、涙がちょちょ切れるにゃあw」と泣く振り。「やかましわ、独身男の食生活はこんなもんだ!」と志村は顔を赤くして反論。しかし、ミケはヤレヤレといった仕草をして、「まあ、そういう事にしてやるにゃあw、今日は張り切り過ぎて、多めに作ったから、お前も食べて行くにゃあ」と志村を夕食に誘う。志村は笑顔になり、「えっ、マジで!?、悪いなw、じゃあ、遠慮なく」とワゴンにある食器を取り出し、ご飯の上にパンを置き、その上からホワイトシチューをだばーと掛ける。その様子を見たミケは、「うえっ、それは何にゃあ」と顔を引きつらせ、「はっ?、志村スペシャルだが?」と志村は意に介さず、一人用のソファにドカッと座り食べ始めた。

 

 それから、私たちはテレビを見ながら、志村が買って来たジュースとお菓子を堪能して、時計の針が夜の9時に差し掛かった時、志村は帰宅をし、私たちはミケにお風呂に入る事を促され、歯磨きをして就寝。フカフカのベッドに入り、目を閉じると、隣で寝ている葉月の寝息が聞こえ始め、私の意識もまどろみ始めた。しかし、ふと、違和感を覚えて意識が覚醒する。今日の昼間まで、私の事をメス餓鬼と吠えていたあの駄猫が、この家の入るなり私たちを姫可愛がりをし始め、調略を受けていた葉月はいざ知らず、私まで丁寧に扱った・・怪しい!。私の防衛センサーが活動を開始して、今まで隠していた尻尾と耳が「ボフッ」と音共に姿を現す。聴力と嗅覚が上がり、僅かに「コツ、コツ」と下から規則正しく音が聞こえ、今日の夕食で嗅いだバターの匂いがした。私はベッドから起き上がり、抜き足差し足で部屋から出て、階段を降りるとリビングの向かい側のドア、つまりキッチンのドアが半開きで明かりが漏れている。ミケは頑なにキッチンに入らない事を私たちに念を押し、更に夕食のお片付けを手伝うと申し出たが、その時もやんわり断わってきた。キッチンには何かがある・・、恐らくそこに態度の豹変の理由があるのだ。私は確信の様な予感を感じ、意を決して慎重に音を立てない様に細心の注意を払い、漏れ出た明りに向かう。半開きのドアの前まで来て、そーとキッチンを覗くと誰もいない。ドアを私が入れるギリギリまで開けて入ると、キッチンは立派で無知な私から見ても家庭用とは思えない広さと設備で、奥には熱気を感じられる大きな機械が置かれて、私たちぐらいなら丸ごと入れる大きさだ。私はキッチンの中を進み、キッチン台を背伸びして色々見ようとした時、ドアが開く。咄嗟にキッチン台の下にある収納棚に隠れて、両手で口と鼻を押え、極力音を出さない様に努めた。隠れている私の目の前にミケの膝から足首にかけた両足が現れ、何やら作業を始める。一定間隔に「コツ、コツ」と音が出て、先程、ベッドの上で聞いた音はこれだった。私は息を殺し、耳を澄ませると、「にゃははw、良い感じだにゃあw、明日の朝には極上のブツが出来上がるにゃあw」とミケは独り言を言う。何をやっているのかしら?、絶対良からぬ事を企んでいるに違いないわ、証拠を掴んで伯母さまに言いつけてやるんだから!。それから、例の熱気を感じる機械から、「ビー」と音が鳴り、ミケはそれに反応して私の前から移動する。直後に、「ばたっ」と何かを開ける音がして、ふわっと濃厚なバターと甘い香りが隠れている私の元まで漂う。「上々にゃあw」とミケは呟き、また私の目の前に戻り作業を始めると、「ん?、すん、すん、何か狐臭いにゃあ・・、まあ、あのメス餓鬼たちがいるからにゃあw」と言った。その言動に私の体が無意識にこわばり、ビクッと動き隠れている収納棚にある何かが入っている瓶に触れて倒れてしまい、「ゴトっ」と音を出す。その瞬間、「何の音にゃあ!?」とミケがしゃがむ仕草をした。私は収納の棚の反対側から脱出して、キッチン台の反対側にいるミケから死角になる所でうずくまり機を待つ。ミケは、「鼠でも入り込んだかにゃあ?」と言い作業に戻り、間一髪、難を逃れた私はほっと胸を撫で下ろす。数分後、状況は変わらず、私はうずくり、どうするか考えを巡らせていると、急にピタッと作業音が止まり、ドアが閉まる音がした。警戒しながら、キッチン台をぐるりと這いずり周り、ミケがいる場所を確認すると姿は無く、キッチンから出た事を確信し、出口に向かおうと立ち上がろうとした瞬間、ふわっと体が宙に浮く。そして、「鼠じゃなくて、子狐が紛れ込んでいたにゃあw」とミケの声が後ろから聞こえ、振り向くとマスクにゴム手袋、頭には半透明の綿毛の様な帽子を被った姿だった。私は首筋のパジャマの襟元を握られ、ジタバタと手足を動かし抵抗したが虚しく宙を舞い何も出来ず、「放しなさい!、私にもしもの事があったら、伯母さまやお母さまは、お前を許さないんだから」と助かるために頭に思い浮かんだ事を必死に叫ぶ。「にゃははw、それは怖いにゃあw」とミケは不遜な態度で言い、私のハッタリがまるで通じず、もう駄目と目を閉じ観念したら、キッチン台の上に座らせられ、直後に口の中に何かを突っ込まれる。私は反射的に咀嚼すると濃厚なバターの味と甘い味、それと実のような固い粒々が入っていて美味しい。驚いて目を開けた私は、「これは?」と思わず尋ねた。ミケは笑いながら、「クッキーにゃあ!」と答たえる。「クッキー?」とオウム返しで私が言うと、「そうにゃあ、西洋菓子のクッキーにゃあ」とミケは補足。食事と同じように、私の家では、おやつといえば和菓子で、クッキーなどの西洋菓子は本やテレビでしかお目にかかった事は無い。「も一つ食べるかにゃあ?」とミケの手にはクッキーが乗せられていて、私は無言で頷き受け取りかじる。今度はよく味わって咀嚼すると、濃厚なバターの風味と甘さが私を笑顔にして、「美味しい」と呟き、キッチン台を見渡すと、大きいクリーム色の生地があり、所々に型でくり抜いた様な穴があった。私はクッキーを食べながら、ミケの作業風景を観察をすると、銀色の型を手にしてクリーム色の生地に押し付けていく。生地全体に型を押し付けたら、形にくり抜かれた生地を取り出し、黒い鉄板に白い紙が敷かれたものに置いて、熱気を放つ機械に入れ、最後はボタンを押す。私はすかさず、「今のがクッキーになるの?」とミケに尋ねた。ミケは振り返って、「そうにゃあ!、15分程焼けば出来上がりにゃあ!」と答える。ミケの回答を聞いた私は、キッチン台にある多彩で大量の焼き上げたクッキーを目にし、「これ全部、食べるの?」と再び尋ねる。いかに食い意地が張っているミケといえど、この量は絶対無理だ。「そんな訳ないにゃあw、これには事情があって・・・」とミケは言い淀む。私は即座に、「何?」とミケに話しの続きを促す。「まあ、どうせ、明日話す予定だったから良いにゃあ」とミケは言い、「あたい程の化け者になると、セカンドビジネスをしているにゃあw」と答える。謎の言葉を聞いた私は、「セカンドビジネス?」と困惑。私の困った顔を見たミケは、「要するに、副業って奴にゃあ」と説明する。ようやく意味がわった私は、「お店で売るの?」と言う。すると、ミケは不気味な笑顔をして、「フフフw、水無月w、今の時代店舗を持たなくても物を売れるにゃあw」とドヤ顔をした。

 

 ミケのドヤ顔発言に私は更なる疑問が浮かび、「お店じゃなかったら、どうするの?」と尋ねる。ミケは腕を組み、「にゃははw、自販機で売るにゃあw」と答えた。「自販機?、道端の四角い機械の事?」と私は昼間に伯母と街を歩いた時、道の端にあった機械を思い出す。「そうにゃあ!、あたいは歓楽街に20台の自販機を所持しているにゃあw」とミケは驚愕の事実を言う。「え!?、20台も?、凄いです!」と私は思わず敬語を使い驚き、それに対して、「フフフ、あたいの事を見直したかにゃあ?」とミケは私に確認。悔しいが、認めざる得ない状況に私は無言でこくこくと二度頷く。おもむろにミケは口を開き、「まあ、明日は自販機に商品の補充予定だったにゃあ、お嬢さんたちをこの家に置いて行こうと思ったけど、万が一という事もあるにゃあ、だから、同伴で商品の補充をしようと思うにゃあ」と言った。「え、じゃあ、明日は出かけるです?」とミケの予定を聞いてソワソワと私はし始めた。「そういう事にゃあw、まっ、正直に言うとにゃあ、無邪気で素直な葉月を最初に手なづけて、それをとっかかりにして水無月、お前を籠絡(ろうらく)して、明日の補充周りの時に大人しくさせるつもりだったにゃあw」とミケは予想外のこと言う。えっ・・・・、私たちに報復をするつもりだったんじゃないの?。今まで、ミケの思考を読んでいると勘違いしていた私は、見当違いの勘違い小狐で、それを自覚すると顔に熱を帯びる。私は恐る恐る、「私たちの事を恨んでないの?」と尋ねた。ミケは首を傾げ、「ま、恨んでないといえば嘘になるにゃあ、でも、あたいは子供に恨んで何かをしようとする程、若くないにゃあ」と答える。その瞬間、私の中の何かがポッキリ折れて、脳内の駄猫ミケのイメージが霧散して消え、頼れる化け猫ミケお姉さんのイメージが出来上がり、「ミケお姉さん!、何か手伝う事ありますです?」と笑顔で尋ねる。私の急変にミケは顔を引きつり、一歩下がって、「何にゃあ・・・、こいつ?」と困惑し、「今日はもう遅いから、お子様はもう寝るにゃあ、明日のために英気を養うにゃあ」と私の申し出を断った。ミケは私を抱っこし、そのままキッチンから出て下ろし、「おやすみにゃあw」と言い、「おやすみです!、明日は手伝うです!」と私は返す。すると、「おっw、それは頼もしいにゃあw」とミケは言い手を私に振りキッチンに入って行った。私は客間に戻り、窓からの見える夜の街の景色は多くの看板が点滅を繰り返しとても綺麗で、いつまでも眺めたい気持ちになったが、明日の事を思うとそうもいかず、ベッドに潜り込み目を閉じる。数分もすると布団が私の体温でポカポカしてきて、意識が微睡(まどろみ)始め、眠りについた。

 

ーつづくー

 

330曲目の紹介

 

 

 今回ご紹介する曲は、作詞作曲、動画、全てを手掛けたいよわさんによる一千光年です。

 

 2007年、キュートなブルーグリーンのツインテールのアイドル、初音ミクが生まれて今日まで様々な事を曲を歌い歩んできました。彼女の活躍を機に多種多様のボーカロイド、UTAU、SynthesizerV、CeVIOが生まれて、世界が広がり続けています。本曲は、そんな電脳空間で生まれた歌い手たちに曲に込められた想いを託し、それを聴いた者たちが触発されて更に曲を作り託し、一千光年先まで続く想いのこもったリレーが続く事を願う愛の讃歌初音ミクさんV flowerさん歌愛ユキさんメグッポイドさん可不さん星界さん足立レイさん裏命さん花隅千冬さんVY1さんSOLARIAさん達、総勢11人が歌います。

 

 本曲の題名、一千光年は恐らくですが、気の遠くなる遥か未来まで今日まで生まれ親しまれた曲たちが残って欲しいという願いが込められていると思います。

 


www.youtube.com

 

 本曲を聴いていると、色々な想いが込み上げて、何とも言えない感じがしますね。見入ってしまい、4分11秒の動画があっという間に終わる感じで、心にジーンとした余韻が残り印象深いです。

 

 本曲、一千光年は、些細な事や悲しい事やつらい事に寄り添った曲に想いを託し、遥か未来でその託された想いが種から芽吹くようにふとした瞬間に思い出される事を願う曲です。一千光年という先は、今現在、生きている人は生存するとは出来ない気の遠くなるような先の未来で、その未知の時に想いを馳せて、ノスタルジックとは違う何ともいない感じにしてくれる曲は、一聴(いっちょう)の価値があると思いますので、是非!、本動画を視聴して聴いてみて下さい。

 

お借りしたMMD 

Tda様より

Tda初音ミクV4XVer1.00

 

ニコニコ大百科様より

初音ミク

V flower

歌愛ユキ

メグッポイド

可不

星界

足立レイ

裏命

VY1

株式会社AHS様より

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