煮干しの一押しVOCALOID曲

VOCALOIDの話題や気になった事を書こうと思います

コンパクトデジタルカメラのあれこれ 2

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こんにちは、こんばんは!煮干しです
今回は前回の記事の続きです。
※前回も書きましたが間違ったところもあると思うので指摘してもらえたら幸いです
高画質、高性能の携帯電話のカメラの出現によりコンデジユーザーが携帯電話に奪われかねない状況になり各メーカーさんも生き残りを賭けた戦略を練る必要になりました。
まず、コンデジに対する考えが家電メーカーとカメラメーカーは違うのでそこから説明したいと思います。家電メーカーは製造してる数ある製品の一つでしかないのに対してカメラメーカーはカメラユーザーの拡大、確保の入り口的な役割があります。自分もそうでしたがカメラの興味がありましたが一眼レフやミラーレスにはいきなりいけませんでした。理由はどちらも価格が高くカメラを趣味としてハマるかわからない状況では選択できず低価格のコンデジはすごく魅力的で手が出しやすいカメラでした。カメラメーカーはユーザーがカメラに触れて興味を出してくれないと話にならないのでコンデジという市場は絶対譲れないものだと思います。
図にしてみました!




上の図のように特にカメラメーカーは絶対にコンデジ市場を明け渡すことが出来ないので必死に戦略を練ったと思います。メーカーさん達が出した答えは一眼レフとミラーレスの技術をコンデジに投入することで新しい付加価値を付けたコンデジでした。技術投入を決断するにはメーカーさんも葛藤と恐怖があるのですが図にしてみました。


図のようにメーカーさんはユーザーが満足して完結してしまうと今まで蓄積していた技術を安売りしてしまう形になってしまうので慎重になっていたと思います。
そして発売したコンデジは以前のコンデジには無い大きいセンサーと明るいレンズを付け綺麗なボケが出せる今までにはないコンデジでした。しかし、この規格の機種には弱点がありましたズームが他のコンデジよりできないことでした、今もそうですがコンデジはズームが出来てなんぼ見たいな風潮がありまして初心者は何故かズームを欲しがる事が原因でした。自分も初心者の頃はカメラのスペックを見ると何となくわかる数字が倍率と画素位なので二つのデーターを重点的に見るのは必然でしてボケが綺麗や明るいレンズなんてちんぷんかんぷんなので自分と同じ当時初心者の方はこの機種をあまり注目してなかったと思います。
当初はカメラを趣味とした方々がサブ機や遊びで買う人が主で一般のユーザーはあまり買わなかったと思います、時は流れスマートフォンが世に出始めてカメラが益々高性能になり一眼並と言い始めたあたりからのっぴきならない状況になり各メーカさんのコンデジ開発が加速して絶対しなかった一眼レフと同じ規格の大型センサーの投入や感度体制、明るいレンズ、高速シャッターなどを惜しげもなく投入する流れにになりましたがその結果昔では考えられない値段のコンデジがゾロゾロでる事になりました。(従来の安価なコンデジも一応発売してます)
当初はコンデジ市場を守るための戦略が逆に高価格で初心者が手を出しづらい市場に様変わりしてしまい本末転倒な感じなってしまったのは訳がありましてSNSの存在です。(厳密には個人消費の伸び悩みなど様々な要因が高価格にしてしまったのですがあくまでもカメラの記事なので省きます)
次回はSNSとカメラの記事を書こうと思います。

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使用MMDモデル 
Tda様より   Tda初音ミク V4X Ver1.00
757575様より 戦前のレンジファインダーカメラ(Reica IIIb)_v1.0