アメリカはイランの核施設をバンカーバスターによって攻撃・破壊し、事実上の軍事介入を行いました。世界はますます混迷を深め、各地から戦禍の音が徐々に聞こえ始めています。かつては対岸の火事であった遠い戦争が、今や身近で現実的な脅威へと変わりつつある悲しい現実がいよいよい本格的に姿を現しました。
先月までの情勢とは大きく様相が異なり、今こそポジションの確認と、今後の対応方針を整理する必要があると感じています。そこで、いま一度、現状を冷静に見つめ直し、これからの行動を見極めるためのアウトプットを試みたいと思った次第です。
※Caution!!※
これまでの文章は、あくまで個人的に調べた内容をアウトプットして、好奇心を満たし自分の理解を深めるための咀嚼用の記事です。したがって、投資を勧めるものではありません。投資は自己責任でお願い致します。万一損失が生じた場合でも、当方は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
🍵 本日の内容
所有株
現在の保有銘柄は以下の2点です。
・メタプラネット-ビットコイン財務企業(3350)：100株
・株式会社カーリット（4275）：200株
いずれも今後の地政学的リスクや市場動向を見据えたうえで、ポジションの見直しを検討していきます。
メタプラネット（3350）の状況
メタプラネットの直近株価チャート以下のようになっております。
メタプラネットによるビットコインの追加購入を受けて、市場は好感を示し、株価は一時1,900円まで上昇。しかし、イスラエルによるイラン爆撃の報道以降、市場全体が一時的なリスクオフの流れに傾き、同社株も下落トレンドに転じました。市場は意外にも織り込み済みで、週明け期待したところ、6月23日付でメタプラネットが新株予約権の代金受領を開示したことで、いよいよ株式の希薄化懸念が強まり、一段と売りが加速する展開となりました。
出典 メタプラネット開示情報より
株式会社カーリット（4275）の状況
カーリットの直近株価チャートは以下の通りです。
自己株式の取得および、今年の11月28日付での消却予定という情報が伝わり、これに伴う需給改善期待から同社株は1230円台を推移。その後、中東情勢の悪化によるリスクオフムードに押され一時下落するも、世界的に戦争の気運が高まる中で防衛関連銘柄として注目が集まりました。さらに、今年から施行された「改正労働安全衛生規則」により、同社のボトリング事業への期待感からか、株価は1240円付近まで回復する展開となりました。
出典 株式会社カーリット 自己株式取得より
出典 福島テレビ
さて、どうするか？
メタプラネット（3350）
メタプラネット株は今後も下落が続く可能性があると予想しています。ただし、同社はビットコインを取得するたびに株価を押し上げてきた実績があり、公開された予定通りにビットコインを着実に取得し続ける姿勢は信用に値します。自分は370円付近で取得できたという好条件を踏まえ、当面はホールドを継続する方針です。
カーリット（4275）
中東情勢の緊迫化や、改正労働安全衛生規則の施行など、同社にとって追い風となる要因がいくつか見受けられます。個別株を始めてまだ半年にも満たない初心者ですが、非常に強い期待感を感じており、11月に予定されている自己株式の消却までは保有を続ける意向です。
【参考資料一覧】
■メタプラネット（ビットコイン財務企業） ・開示資料：「第三者割当による第20回〜第22回新株予約権（行使価額修正条項付および行使停止条項付）の発行に係る払込完了に関するお知らせ」
■株式会社カーリット ・IRニュース：「自己株式の取得状況に関するお知らせ」
■株価情報 ・Yahoo!ファイナンス：メタプラネット、カーリットの株価チャート
■関連報道 ・福島テレビ：「夏日 福島労働局が現場をパトロール 6月から職場での対策義務化 ３つポイント」
■イラスト関連 ・AI生成キャラIP：© Crypton Future Media 「初音ミク」
