煮干しの一押しVOCALOID曲

VOCALOIDの話題や気になった事を書こうと思います

自炊で起きるハプニングを歌うVOCALOID曲

こんにちは こんばんは 煮干しです

 

 去年買ったジャンボ宝くじは高額当選番号に見事にかすりもしませんでしたよ・・いつも通り300円ですね。皆さんはどうでした?毎回、流石に今年から買うのを辞めようと思うんですが暮れ頃の独特な雰囲気に飲まれてまた買ってしまう自分がいると思いますwそれでは286曲目の紹介をしたいと思います。(物語というか怪文書は飛ばしても結構ですw)

 

 俺はワンルームのアパートに帰宅の途に着き、スーツをハンガーに掛けて、ワイシャツを脱ぎ捨てルームウェアーに着替えた。そして俺は突然、「フフ・・今日の俺は無敵なのだ!なぜ無敵かって?今日は月末の金曜日!給料は入り懐はホクホク♪、明日から二連休!これで無敵状態にならないなんて人間じゃ無いぜ!」と盛大に独り言を言い放つと帰りがけに買ったスーパーの袋に目を向けた。

 

 俺はテキパキと袋に入っているものを仕分けを始めた。「えーと、ビール君は冷蔵庫と、トンカツ用の高級豚ロースちゃんとキャベツさんはキッチン台に置いて♪」とまたまた盛大に独りを言った。実家に居た時は独り言何て殆どなかった・・社会人になって独り暮らしを数年、気が付いたら独り言のオンパレードでこの有様だ。嫌悪感を感じた時もあるが今では開き直ってしまった

 

 俺は早速、調理に取り掛かる。まずはトンカツの下準備だ!冷蔵庫から卵を二つ取り出し、そつなく割ってボウルに入れ、菜箸(さいばし)でシャカ、シャカと素早く溶く。そして、俺はキッチンの引き出しから二つのトレイを出し、それぞれに小麦粉とパン粉を入れた。次に豚ロースをまな板に置き胡椒をパッ、パッ、と裏表にまぶし、仕上げに肉たたきで軽くまんべんなく叩く。「これで下準備は終わりじゃ」と俺は言い衣の工程に入った。

 

 「まずは豚ロースに小麦粉を適度につけて♪」と言いながら先ほど溶いた卵が入ったボウルに目を移して俺は「はーい溶き卵入ります♪」と言い、小麦粉が付いた豚ロースを入念にタップリと浸す。最後はパン粉を付ける作業だ。実はこの作業の良し悪しでトンカツが上手くも不味くもなるのだ。俺は慎重に丁寧に「ロースさんお綺麗ですよ」と誉めながらパン粉を付けた。

 

 俺は油を揚げ鍋に注ぎ、適性の温度180度になるまで待つ。待つ事数分後・・揚げ鍋の温度計が180度になった事を確認した俺は「ロースさん本番です!」と言い、油に投入してキッチンタイマーを4分にセットした。豚ロースを揚げてる間に俺はキャベツの千切りに移り、タン、タン、と規律正しく響かす事、数秒・・皿にこんもりとキャベツの千切りを盛りつけたら揚げている豚ロースを時々ひっくり返しながら見守る。

 

 見守る事、数分後、タイマーが「ピピ、ピピ」と鳴り、本日のきつね色が映える(はえる)セクシーな主役を油から取り上げた。クッキングペーパーを引いたまな板で首尾よく均等に切ると、肉汁と共に香ばしい香りが漂い、それら嗅ぎながら俺は完成したロース・トンカツ嬢をキャベツの千切りに乗せた。俺はウキウキで机に運び、キンキンに冷えたビールを冷蔵庫から取り出して「ライスさん出番ですよ!」と満面の笑みで炊飯器を開けた。

 

 「あれ?」と素っ頓狂(すっとんきょう)な声を俺は上げた。お米の匂いが炊飯器を開けた瞬間にふわーと漂う事を予期していた俺は、カピカピの窯を見て面を食らってしまったのだ。「えっ?無い?嘘?いや、いや、俺炊いたよ?」と言い訳を言いながらもう一度、炊飯器を見るとやはり炊き立てのお米は無く俺は「嘘だろ・・」と静かに泣いた。

 

追記 文書が乱れていたので修正しました。申し訳ありません。さらに少し修正

 

 今回ご紹介する曲は作詞作曲、動画を全てお一人で手掛けたのすけさんによるお米炊けてないです。

 

 本曲はトンカツの調理風景を念密に表現したコミカルな歌詞と最後に待っている盛大な落ちが面白い物語をゴールデンボンバー鬼龍院翔さん声を元に誕生した機流音(キルネ)さんが歌います。

 

 本曲の題名のお米炊けてないは、単純明解で本曲の結末です。

 

 

 自分も自炊をしますがお米が炊けてない現象はあるあるですねwおかずの調理が終わって炊飯器を見て、炊くのを忘れた時の絶望感はヤバいですよねw

 

 本曲、お米炊けてないの結末は自炊してる人は一度はある定番の日常ハプニングで、自身の記憶が蘇り、くすっと思わず笑ってしまう共感性が高い楽しい曲だと思いますので、是非!本動画を見て聞いてみて下さい。

 

お借りしたMMD 

Tda様より

Tda初音ミクV4XVer1.00

 

VoiSona(ボイソナ)様より

公式サイト

機流音(キルネ)